形態論
語彙に要求する形態論を述べます。
要求仕様
- 限定し、述語、前置詞、関係詞は無限に造語できること。
- 単語の音素列のみから品詞を判定できること。
- 文の音素列のみから単語へ、接頭符号として瞬時に分解できること。
- 単語の音素列のみから形態素へ、分解できること。
形態素分解
一つの形態素は子音と母音を交互に繰り返した形です。変項語など、この形に従わない語は複合語を作ることができません。
形態素の境界は以下の規則で緩衝子音を挟みます。つまり、前の語の最後の音節が閉音節になります。
- 続く子音がm, nならばlを加える
- 続く子音がp, b, f, vならばmを加える
- それ以外の子音ならnを加える
複合語の品詞は最後の形態素の品詞に従います。
品詞の区別
以下のように品詞を分類します。
外部語 | 子音で終わる。 |
複合語 | 母音で終わり、複数の形態素からなる(つまり、子音連続を含む)。品詞は最後の形態素に従う。 |
機能語の亜種 | 機能語の後ろに’と母音が繰り返した形。品詞は先頭の機能語に従う。 |
機能語 | 1音節であり、母音で終わる。 |
語根 | 2音節以上であり、母音で終わる。 |
‘は母音の間に挟む場合にのみ出現します。母音の後ろに’で区切った母音を並べることで、機能語の亜種を作ります。
変項語は母音のみで構成される語です。
前置詞は適当な子音の後に、eまたはeの後ろに’で区切った母音を並べた形です。 冠詞は適当な子音の後に、eiまたはeiの後ろに’で区切った母音を並べた形です。
それ以外の機能語は、語彙セットに関わらず一定数しかないが、覚えやすくするために以下の原則を設けます。但し例外もあります 母音がouである場合、開き括弧のように機能します。 母音がoiである場合、閉じ括弧のように機能します。 母音がoである場合、直後の要素に作用します。
機能語の分類一覧
- 格
- 前置詞 /{子音}a(‘[aeiou])*$/
- 関係詞 /{子音}ua(‘[aeiou])*$/
- 限定詞
- 初期化 /^ai(‘[aeiou])*$/
- 継続 /^ei(‘[aeiou])*$/
- 削除 /^oi(‘[aeiou])*$/
- 孤立 /^i$/
- 否定
- 否定開始
nau
- 否定終止
nou
- 単独否定
nu
<!–
- 否定開始
- 従属
- 従属開始
lau
- 従属終止
lou
- 単独従属
lu
- 従属開始
- 評価
- 評価語
o
- 評価名詞語
uo
- 評価語
- 代名詞
- 初期化 /[^aeiou’]ai(‘[aeiou])*$/
- 継続 /[^aeiou’]ei(‘[aeiou])*$/
- 削除 /[^aeiou’]oi(‘[aeiou])*$/
- 孤立 [^aeiou’]i$/ –>